命は繋がってるんだな という話
着床が分かったのは11月19日の夜。
実は、その日の明け方、
叔母(母の妹)から連絡があり
96歳の祖母が亡くなった
と、知らせを受けていました。
3年前に母を癌で亡くしたので、
おばあちゃんにはどうにか曾孫の報告をしたい。
あなたの娘の血を継いだ子ができたと
報告をしたいと願っていましたが、
間に合いませんでした。
朝から、その事への動揺と
移植結果を待つ緊張で
落ち着かない一日を過ごしました。
ちょうどこの日は
2021年最後の月食が起こった日でした。
退社後、地球の影に隠れながら
わずかに赤い光を漏らす月を見ているうちに、
何だかとても不思議な心地になりました。
この日の診察は18時半から。
いつもは仕事の加減で不在の旦那さんも、
たまたま早く帰れる日ということで
初めて2人揃って判定結果を聞きました。
そして、2年目にしてようやく
着床に成功した事を知りました。
色々な偶然の重なりでしょうが、
祖母の命が私たちを支えてくれたような、
そんな気持ちがします。
次の診察は11月27日です。
エコー検査で袋(胎嚢)の成長を確認できれば
また1歩進むことができます。
どうか、無事に育ってくれていますように。
