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OKIKOの ほぼ妊活日記

アラフィフ男性と令和婚した32歳⇒33歳の妊活日記。たまに他の事も書きます。

母の死から思うこと

1年前に、

母が亡くなりました。

 

思っていたよりも早く、

大切な存在が

いなくなってしまう経験をする人は

この日本にも沢山います。

 

病気、事故、事件

 

母の場合は癌でした。

 

癌と戦いなから

家で日常生活を続けていたのですが、

亡くなる2週間前に突如状態が悪化し、

入院。

桜が散る頃に

息を引き取りました。

 

病床でも

母は常に明るく、

泣き言も弱音も何も言いませんでした。

 

昔から、

強がりで、

なかなか頼ってくれなくて、

しっかり者の素敵な人でした。

 

辛気臭いのは嫌い!

が、口癖でした。

 

私も、

そんな母だから

最後までちゃんと

ありがとうも

愛してるも

あなたの娘で良かったも

何もはっきりと口にできないまま、

終わってしまいました。

口に出すと泣いてしまって、

母を動揺させてしまうと思ったからです。

 

仕事終わりにお見舞いに行っても、

たわいない話ばかり。

 

1度だけ、

抱きついてもいい?

と聞いて、

ぎゅっとしてもらったことがあります。

 

それが、精一杯でした。

 

結婚したい人がいるの。

元気になったら、

挨拶に連れてくるね。

 

と言ったきり、

どんどん様態が悪化する母を見ているうち

遠慮する気持ちが強くなり、

旦那さんとは会わせずに終わりました。

 

結局、

どう接するのが正解で、

なんと声をかけるのが正しかったのか

分からずじまいです。

 

1番苦しんでいる母に、

自分のエゴで言葉をかけるようなことは

したくありませんでした。

 

それが正しかったのか…

 

もう、知ることはできません。

 

伝えられなかった言葉は

ずっと胸の中に残っていて、

たまに無性に悲しくなります。

 

旦那さんは48歳

私は32歳

 

私があなたを見送る確率の方が高いね

と、よく話します。

 

もしそれが今日や明日なら、

多分私は生きる気力を無くすと思います。

 

ただ、

それがいつ訪れても絶対後悔しないように

彼との時間を大切に大切に過ごそう、

愛しいと思う気持ちや感謝を常に伝えようと

心がけています。

 

彼も、

そんな私の気持ちを

理解してくれていると思います。

 

平和な日本に暮らしていて、

唐突に命を絶たれる可能性は

とても低いと思います。

 

それでもやっぱり怖くて、

その分、

何事もない幸せな日々を

心から愛おしいと思います。

 

これからもずっと、

同じ気持ちのまま、

平和な日常が続けばいいと

願ってやみません。

 


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そして、

平和なおしりに癒される😃